我が家は中堅ハウスメーカー(いわゆる坪単価50~60万程度)で
2018年に注文住宅を建てています。
私たち夫婦は家づくりに関して知識はゼロ、ハウスメーカー選びに関しても何を基準に決めていいのか当時全く分からず、とりあえず展示場へ足を運んで価格の高さに打ちのめされて帰る。
という週末をすごしていました。
このページでは、ハウスメーカー選びで迷っていて
失敗したくない、決め手が知りたい、迷いすぎて疲れてきた、、、
等、今お悩みの方へ向けて
建ててみて分かったハウスメーカー選びのポイント3選を紹介したいと思います。
後悔しないハウスメーカー選びのポイント3選
- 何坪くらいの家を建てたいのか(建てられるのか)を具体的に数字で出す
- 総予算の内訳を知る【 建物本体の費用+付帯工事費+諸費用+土地代+外構 】
- ハウスメーカーごとの標準設備とオプション設備を比較する
何坪くらいの家を建てたいのか(建てられるのか)を具体的に数字で出す
住宅展示場に行ってみると、大手のハウスメーカーはびっくりするような広さと設備の豪邸ばかりで
違う世界の人が買う家だ、、、来る場所を間違えた。なんて思ってしまう方も多いと思います。
我が家もそうでした(汗)
でも実際そうなんです、本当に展示場と同じ家を買えるのは違う世界の人です。
なぜなら展示場の家というのは、各ハウスメーカーがアピールできる最高の設備と最高のオプションを詰め込んで作られた、
いわゆる実物のカタログだからです。実際大手なら1億以上の家です。
でも、少し考えてみてください。もし、自分が述床面積で30坪の家を建てるんだとしたら?
単純計算で、大手ハウスメーカーの平均坪単価 80万×30坪=本体価格2400万
平均建坪の 38坪で計算すると 本体価格 3040万です。
どうですか?確かにローコスト、中堅ハウスメーカーに比べれば高いですが
めちゃくちゃありえない金額というわけではないのではないでしょうか?
オプション設備の選択によってはもう少し下げられると思います。
なので展示場に行くうえで、まず大事なポイントは、
大体の希望する建坪を数字で出しておく (平均を知っておくだけでもOK) 事です!
そうすれば展示場にいっても、世界が違うのでろくに見れなかったなどという事はなく、
実際にうちが建てるとしたら半分くらい、あるいは3分の1位の大きさの家かな?
などと具体的に想像できるようになります。
そのうえで設備や性能などをじっくり見たり聞いたりしてみてください。
総予算の内訳を知る【 建物本体の費用+付帯工事費+諸費用+土地代+外構費 】
とはいえ家は本体価格だけで出来ているわけではありません。
本体価格にあわせて 付帯工事費+諸費用+土地代+外構費 などがかかってきます
上物だけの予算で言えば、本体価格7割、付帯工事費と諸費用で3割 がおおまかな内訳となります。
なのでもし建物の価格が分かっている場合、あと3割くらいはプラスでかかるということになりますので、
家族会議の際は、ぜひこの総予算の内訳を見て具体的に話し合ってみてください。
ハウスメーカーごとの標準設備とオプション設備を比較する
ハウスメーカーを比較していく際に、建物の性能と中の設備に分けて考えてみましょう。
建物の性能とは
断熱性、気密性、耐震性、省エネ性、防火性、防犯性 など
ハウスメーカーそれぞれで特色・独自性があり、あまり変更できないもの。
中の設備とは
キッチン、浴室、トイレ、造作棚、床材、扉、窓など
それぞれ別にメーカーがあり、選択できるもの。
たとえば、
・キッチンならリクシル、クリナップ、タカラスタンダード等
・トイレならTOTO、リクシル、パナソニック等
しかし建物の性能に関しては、良い物は高いし、そこそこの物はそこそこの値段と言えるのではないかと思います。
これは当たり前ですが、展示場にあるハウスメーカーのものならよっぽど変な性能のものは
ないと思いますし、住む場所の環境(気温、騒音等)対策したい項目に強い
ハウスメーカーを選択するのがいいと思います。
我が家は、屋上を付けたかったのと気密性にこだわりたかったので
それが強いハウスメーカーから選びました。
この項目で注目して欲しいのは中の設備に関してなのでお話していきます。
我が家が家を建ててから分かったのが、
大手でも中堅でも選べる中の設備のメーカーは大体同じということです。
自社製品を作っているところもありますが、それでも選択肢にあるのは良く聞くメーカーの物です。
たとえば、リクシルのショールームに行ったら
積水ハウスで建てる人もいれば、タマホームで立てる人もいるといった感じです。
そこで変わってくるのが、標準になっている設備のランクです。
大手ハウスメーカーはもともと良い設備が標準で選べる場合が多いです。
反対に中堅ハウスメーカーの人がショールームにいくと、
希望のキッチンにしようと思ったらオプション料金がすごくかさんだ。(たとえば、両面焼きグリルにする、水洗をタッチレスに変えるなど)
なんて事がよくあります。
なので、気に入ったハウスメーカーが見つかってカタログをもらったら
何が標準で何がオプションなのかをよく比較してみてください。
意外にハウスメーカーのランクを上げても最終的な金額は変わらなかったなんて事がおこります。
なので、このポイントにも注意して比較してみてください。
まとめ
以上、ハウスメーカー比較のポイントを紹介しました。
家づくりが終わってみると、ハウスメーカーの仕組みというのが分かってくるので
出来ればもう一回家づくりをしてみたいなぁなんて思う時があります。
この記事が今お悩みの皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。